7月24日にマスカットスタジアムで準々決勝が行われました。対戦相手は金光学園高校で、先発は左のエース、東工は今大会初登板となる宮崎くんでした。
先発した宮崎くん

逆転のホームインの瞬間

しかし6回、エラーやヒットで3点を失い2アウトを取りますが、投手交代。1年生の林くんがマウンドにあがり、次の打者の打球は完全に打ち取ったあたりでしたが、レフト前にポテンと落ちるヒットでさらに1点を失います。次の打者は打ち取り、1年生ながら堂々とした投球を見せました。
ピンチに登板した1年生の林くん

7回からは田中くんがマウンドにあがりランナーは許すものの、得点は与えず9回まで無失点投球でした。
2日前の作陽高校戦で190球以上投げた田中くんも登板

東工打線は好投手相手にチャンスはつくるものの「あと1本」が出ず、5-3で敗れ、2年連続のベスト4には届きませんでした。
最後の挨拶をするベンチ入りメンバー

試合直後は落ち込んでいる選手が多かったですが、学校に帰ってきてキャプテンの河本くんが全体の前で最後の話をした際には、スッキリとした清々しい表情を浮かべていました。
最後の話をするキャプテン河本くん

河本くんの話のあとにもベンチに入れなかった3年生や最後にベンチに入れた3年生、マネージャーの3年生がみんなの前で話をしてくれました。
3年間の気持ちを話す3年生(奥山くん、木村くん、小寺くん)



顧問としてはベンチ入りメンバーの発表があったあとも、ベンチを外れた3年生がチームのために尽くしてくれる姿を見て、「このチームは本当にいいチームだな」と感じる夏でした。
3年生、本当にお疲れさまでした。
共生高校、和気閑谷高校、作陽高校、東工の思いをのせた千羽鶴
