【電子機械科・工業化学科】岡山理科大学 生物生産教育センター施設見学

 4月28日(金)に、電子機械科と工業化学科の生徒6名が岡山理科大学 生物生産教育研究センターへ施設見学に行ってきました。今年度、本校では世界的な人口増加とそれに伴う食糧危機の問題を解決すべく、『アクアポニックス』の研究に取り組んでまいります。『アクアポニックス』とは、水生生物を養殖しながら、その水を循環利用し、植物を育てるという、現在注目されている環境に優しい循環型農業です。

 当日は、岡山理科大学専門学校を見学した後、養殖設備の案内と山本准教授による最新の研究概要について説明いただきました。最後に、メバルの稚魚をいただくことになり、袋詰め作業を手伝わせてもらいました。いただいたメバルは、校内の好適環境水を使用した養殖槽内で元気に成長しています。

 

 

 

 

 

 また、今月末に理大から2.5 tの大型水槽をお貸し出しいただけることになりました。この水槽では大型海水魚の養殖を計画しています。同時にその横では、昨年度、電子機械科の課題研究で製作したアクリル製ドラム式水耕栽培槽を設置したいと考えています。ドラム式にすることで限られたスペースでも生産性が上がり、植物育成用ライトで環境に左右されない安定した育成が可能です。稼働中の様子は下記のリンクからご覧ください。

ドラム型水耕栽培システム

いよいよ東工でアクアポニックスが始まります。