【ネクストハイスクール】筑波大学・山海嘉之先生の特別講義を開催しました!

ネクストハイスクールに採択されたことを受け、8月28日(金)、本校(東岡山工業高校)にて、筑波大学教授の山海嘉之(さんかい よしゆき)先生をお迎えし、オンラインでのキックオフ会を行いました。

山海先生は、ロボット工学や「サイバニクス」分野の第一人者であり、装着型サイボーグ「HAL®」の開発など、世界を舞台に革新的な研究を行われている研究者です。

今回は、中学生の皆さんにも分かりやすいよう、当日の講義や生徒たちとのやり取りの様子をご紹介します。

「未来を拓く挑戦者になろう」山海先生からのメッセージ
講演の冒頭、山海先生から生徒たちへ「これからの未来を開拓する挑戦者になってほしい」という熱いメッセージが送られました。

人類はこれまで、道具やテクノロジーを作り出し、人と人との繋がりを深めることで進化してきました。画面の中だけのデータ処理にとどまらず、AIが物理的な身体を持って現実世界と関わる「フィジカルAI」やロボット技術は、これからの社会課題を解決する重要な領域です。

山海先生は、「何よりも大切なのは『人の役に立ちたい』『挑戦したい』という熱意(情熱)である」と語り、生徒たちの学びへの姿勢を後押ししてくださいました。

生徒からの質問コーナー:最先端技術と身近な学問の繋がり
質疑応答の現場では、本校の生徒から具体的な質問が飛び出し、活発な意見交換が行われました。

「災害現場や暑い工事現場で人を助けるロボットは作れますか?」

山海先生からは「すでに消防や災害現場で活動を補助する技術の開発を進めています。科学技術は人に役立ってこそ価値がある」という言葉があり、モノづくりの根本にある哲学を学ぶことができました。

「フィジカルAIや計算エンジンの仕組みについて」

AIの計算を高速で行う「GPU」の話から、高校で習う数学(行列など)や脳神経モデルの計算方法についての解説がありました。普段学校で学んでいる基礎知識が、いかに最先端のロボット技術へ直結しているかを実感する貴重な機会となりました。

おわりに
教科書の知識を覚えるだけでなく、世界トップレベルの研究者の思考プロセスや本物の学問の空気に触れることは、生徒たちにとってかけがえのない経験となりました。

今後も山海先生といっしょにものづくりに挑戦していきます。

東岡山工業高校では、これからも次の時代を切り拓く技術者の育成を目指し、地域や未来へ向けた先進的な取り組みを進めていきます。中学生の皆さんも、ぜひ本校で一緒に未来の技術に挑戦してみませんか?