昨日と本日にわたって行われました。進路担当の教員から、就職先決定に向けての準備や提出書類の書き方、就職先決定までの心構えなどについて説明がありました。
いよいよ明日、7月1日から求人票が学校に届けられるとあって、皆真剣な顔で話を聞いていました。
これまで図書館では、本の貸出を行う際には館内の利用者台帳からバーコードをスキャンして行っていました。
今月、そのバーコードリーダーを更新することで(1年生に限りますが)生徒証に記載してある6桁の「図書番号」そのものをスキャンして貸出を行うことが可能になりました。つまり、生徒証を図書館の利用者カードとして利用できるようになりました。
バーコード付きの生徒証を発行している学校はありますが、バーコードのない生徒証で本を借りることができるのは、県内初です。
また、図書館では新聞を6紙購読しています。県内でも6紙購読している高校は多くはありません。その6紙を閲覧席に広げて置くことで、生徒の目に触れる機会を増やしています。
18歳の選挙が目前に迫っている今、生徒一人ひとりが社会の課題に目を向け、自分自身で考える力を養えるように支援しています。
本校体育館にて、性教育講演会が実施されました。講師の先生は、
HIVと人権・情報センター元理事長、JICA(青年海外協力隊)専門委員の
五島真理為先生で、演題は「いのち響きあって~AIDSを通して生と性を考える~」でした。
講演では、AIDSという病そのものから、AIDSを取り巻く世界の状況、そしてAIDSで苦しむ人々のことなどについて聞くことができました。また、PTA役員の方々も講演にご出席され、その後開かれました五島先生とPTA役員による座談会も大変有意義なものとなりました。
講演後、生徒は感想文を書きましたが、そのいくつかを紹介します。
「生まれた場所や、環境などで生命の質や長さが決まるなどの世の理不尽さを思い知りました。今日の講演は、死を目にしたり、自らの死に直面した方の話で、人の死の辛さや大変さを感じ取ることができました。また、幼くして亡くなってしまう『生の不平等さ』に対する心の闇などが絵からにじみ出ていました。それは健康な自分にはとても描けないような絵でした。自分はこういった人たちのためにも精一杯生きて、講師の先生が言われていたような素晴らしい人生を歩んでいきます。」
「自分の人生設計は十年後、その先まできちんと考えられているか考えさせられました。自分だけでなく、相手の人生を考えることも大事だと思いました。死ぬ間際になって悔やまないよう一日をしっかり生きていきたいです。」